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福島・内堀知事が熊への注意呼びかけ クマの目撃は過去最多のペース 人里への出没や被害相次ぐ福島県

福島県内でクマの目撃や被害が相次いでいることを受け、県が警戒を呼びかけている。

県内では2025年に入り9月5日までにクマによる人的被害が5件発生し、目撃情報は過去最多のペースで推移している。また、この数日の間には、クマが南会津町にある介護施設に侵入したり、喜多方市でも住宅の敷地内に侵入するなどしている。

会見で福島県の内堀知事は、県民に改めてクマへの注意を呼びかけた。「クマの出没が過去最多であることや人里への出没が増えていることを踏まえ、クマの目撃情報等がある場所ではクマ鈴を携帯し、朝夕の行動を避ける」と述べた。

福島県は9月11日から中通りと会津に「ツキノワグマ出没警報」を、浜通りに「注意報」を発令している。