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やり取りの履歴削除し証拠隠滅か 逮捕された5人の男 それぞれ役割担う パチンコ店多額窃盗事件 福島 

福島県会津若松市のパチンコ店から多額の現金が盗まれた事件で、新たに逮捕された男5人は、やり取りしたメッセージなどを削除し証拠の隠滅を図ろうとしていたことがわかった。

この事件は2025年8月、会津若松市のパチンコ店から現金約2668万円が盗まれたもので、すでに実行役などの3人が逮捕されていた。
警察は9月17日までに事件に関与した疑いがある匿名・流動型犯罪グループ"トクリュウ"のメンバー5人を新たに逮捕し、それぞれ犯行の準備や盗んだ現金の運搬などの役割を担っていたとみられている。警察は「捜査に支障がある」として、5人の認否を明らかにしていない。

捜査関係者によると、新たに逮捕された男5人は、秘匿性の高いアプリを使い連絡を取り合っていたとみられていて、メッセージや履歴を削除し証拠の隠滅を図ろうとしていた可能性があるということだ。
警察が事件の全容解明に向けてさらに調べを進めている。

<逮捕された5人>
・東京都豊島区の会社役員・佐々木綾哉(ささきりょうや)容疑者(25)
・宮城県名取市の無職・菅井陽(すがいひかる)容疑者(22)
・埼玉県春日部市の会社員・並木紅陽(なみきこうよう)容疑者(20)
・東京都世田谷区の会社員・鈴木大(すずきだい)容疑者(39)
・東京都足立区の会社員・山口裕介(やまぐちゆうすけ)容疑者(33)