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福島・会津地方でクマの被害 会津若松市で罠にかかった熊に男性が顔をひっかかれる 南会津町でも男性ケガ

福島県会津地方では、10月6日から7日朝にかけてクマの人的被害が相次いで発生した。

クマによる被害があった現場の近隣の住民によると、付近には栗やくるみの木などがあり、それを求めてクマが現れるということだ。
クマの被害が発生したのは、南会津町古町の町道で、6日午後6時40分頃、60代の男性がクマに襲われ、腕と腰などを噛まれた。ケガをした男性は自力で自宅に戻り、その後、消防に通報したということだ。男性の命に別状はなかった。

また、会津若松市河東町では、7日午前8時半頃、70代の男性がイノシシの罠にかかっていたクマに顔をひっかかれる被害があった。男性は自力で帰宅した後、市内の病院に運ばれたということだ。

福島県警察本部によると、2025年に入ってから県内では916件のクマの目撃情報が寄せられていて、9件11人の人的被害が発生している。