くしゃみ・鼻水・鼻づまり...寒暖差アレルギーにご注意を 気温差が大きい季節は服装などで調節
毎日の服装にも悩んでしまう、この季節。気をつけなければいけないのが、寒暖差アレルギー。この時期、からだの不調には注意が必要だ。
■風邪に似た症状
「寒暖差アレルギー」は、気温の差に体を合わせようと自律神経が過剰に反応してしまい、くしゃみや鼻水、鼻づまりなど風邪のような症状を引き起すというもの。
例えば、10月15日の福島市は最低気温が14.4℃、最高気温が23.2℃と、朝と日中の気温差が9℃ほど。季節が移り変わるこの時期には特に注意が必要だという。
福島県伊達市にある「だて耳鼻科パオパオ」でも「数日前からくしゃみが出るようになって鼻水が出るようになったので来ました」と受診する人がいると鈴木聡明院長はいう。
■羽織るものなどで調整を
鈴木院長は「暖かい夏の時期から寒い時期に変わってきている。そうすると体がまだ慣れていないので、それで発症する。まだ温度が高い時もあれば、寒い時もある季節なので、上に一枚羽織るものを常に持って歩くといい」と話す。
急な気温の変化が小さくなれば「寒暖差アレルギー」の発症は少なくなるとのこと。
魅力が多いこの秋に、体調を崩さないためにも、服装や部屋の温度で調整してみてほしい。