福島第一原発2号機 使用済み燃料の取り出しは着手から約1年で 原子力規制委員会・山中委員長が示す
福島第一原発2号機の使用済み燃料の取り出しについて、原子力規制委員会の山中委員長は着手から約1年で完了させたいとする認識を示した。
福島第一原子力発電所2号機について、東京電力は早ければ2026年6月までに使用済み燃料プールから燃料の取り出しを始める計画で、具体的な完了時期は示していない。
そうしたなか、12月22日福島第一原発を視察した原子力規制委員会の山中伸介(やまなかしんすけ)委員長は...「来年度に入って、おおよそ1年あたりぐらいで、2号炉の使用済み燃料が完全に取り出せると、1つ大きなリスクが減ったかなという、そんな感じを持っているところでございます」と述べた。
2号機の使用済み燃料プールには、使用済みと未使用合わせて615体が保管されている。















