原発被災地からは「安全」を求める声 柏崎刈羽原発6号機の再稼働 東京電力では事故後初めて
1月13日にJR福島駅前で行われたふくしま復興共同センターの宣伝活動。「福島の実態を見れば、再稼働などできるはずがありません」...反対していたのは、1週間後に迫った東京電力・柏崎刈羽原発6号機の再稼働だ。
■東電 事故後初の再稼働
福島県内の労働組合など26の団体で構成する「ふくしま復興共同センター」。代表委員の野木茂雄さんは「東京電力が集中すべきは再稼働ではなく、福島の事故を安全に廃炉に導く、そこに全てを集中すべきではないか」と訴える。
柏崎刈羽原発をめぐっては、新潟県の花角知事が2025年11月に、6号機と7号機の再稼働の容認を表明。県議会も知事を信任する議案を可決するなど、地元同意の手続きが完了している。
原発事故を起こした東京電力が運転することになる原発に、双葉郡や首都圏の人はどのように捉えているのか?
■原発被災地の声
1月10日から2日間、JR双葉駅前で開かれた「双葉町ダルマ市」。
江戸時代から続く伝統行事は、震災後に避難先のいわき市で継続されてきたが、避難指示の一部解除を受けて2023年から町に戻った。
東京電力が原発事故後初めて再稼働させる原発となる柏崎刈羽原発6号機。1月20日に予定される再稼働に、双葉郡の人たちからは...。
大熊町出身で現在、南相馬市に住んでいる人は「将来を考えればやむを得ないのかな。とにかく、慎重に安全第一に発電して欲しい。我々は先が見えるから良いけど、子どもとか、孫の代になった時、原発事故がまたあったら大変」と話す。
また双葉町民からは「安全面とか、そういうのも気を付けてやってもらえると良い」「安全が一番大切だと思うので、それが見える形で。包み隠さずというか、浜岡(原発の不正)とかを見るとどうかと思ってしまうので」との声が聞かれた。
■消費地・首都圏で聞いた声
一方、再稼働で生まれた電力を"消費"することになる首都圏で聞いてみると...
「福島のことを思うと、やっぱり再稼働はどうかと思う。いかに電力がっていうこともいろいろあったとしても、もう一度見直すべき」
「特に何かを思っているわけではない。再稼働がいいのであれば、難しい問題ですけど。確かに電気代は高いけれど、でも原発がまた再稼働するっていうのも気になる」
「検査をしっかりしてもらうとか、地震関係とか津波とかちゃんと防げるようにしてほしい」
1週間後に迫った再稼働。東京電力の担当者は「理解醸成については、これまでもこれからも変わるものではなく、やはり地域社会の目線に立って、情報発信をわかりやすく発信していくということに尽きる。それを継続していくということになる」と話し、理解を得るために取り組みを進めていく考えを強調した。
















