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【福島県・2月19日の天気】東北では春一番が吹かない? 19日は風が暴れて冬に逆戻り

2月18日に北陸地方で「春一番」が観測されたが、実は福島県では公式な発表がない。その理由とは何か。また19日の福島県内は暴風や急な冷え込み、地域によっては雪に見舞われる見込みだ。会津、中通り、浜通り各地の詳しい天気予報と注意点を福島テレビ・斎藤気象予報士が伝える。

■春一番、福島県では発表されない?
北陸地方で「春一番」の発表があったというニュースが入った。しかし、福島県では「春一番」の発表がない。「北陸、東京、大阪では春一番の発表があるんですよ」と斎藤さん。
なぜ福島県では発表がないのか?斎藤さんが仙台管区気象台の天気相談所に問い合わせたところ、「立春から春分の時期は東北では吹かないことが多いからです」という回答だった。
しかし実際には、春一番と同じような強い南風は福島県でも吹いている。
2013年3月18日の福島県郡山市。この日は最高気温18.8℃、南南西の風11メートルを記録。そんな中、山火事が発生した。強風によって火災が広がったという。
「発表はないけど、実は春一番は吹く。昔から発表されていなかったので慣習みないなものもあるのでは」と斎藤さんはいう。
18日に北陸で春一番が吹いた天気図と過去の事例の天気図を比較すると、ほぼ同じパターンだった。

■「冬の戻り」に注意
「春一番は雪連れる」という言葉通り、強い南風の後に寒気が入り、雪が降る可能性があるとのことだ。
斎藤さんによれば「上空5000メートルで-30℃以下の寒気がシャープに入ってくる」状況で、「これから19日にかけて風が暴れます。瞬間で20メートル以上の強い風が吹く」可能性があるという。
そして「西高東低の冬型の気圧配置」となっていて、雪が降るという。福島盆地周辺では「屋根が白くなったり、植え込みが白くなったり」という状況が予想されるという。

■福島県 2月19日の天気ポイント
【会津地方】雪は朝までで、その後は鉛色の雲がなかなか取れづらくなるという。磐越道沿いでは「瞬間20メートル近くの強風が吹き荒れる」と予想される。北塩原、猪苗代では「真冬日」になる可能性もあり、結構体にこたえる寒さになりそうだ。
【中通り北部】朝は福島盆地で雪がうっすら積もると予想される。その後は、北西のおろし風が10メートル以上吹き、体感温度は氷点下。真冬の寒さになるという。
【中通り中部】空気が乾燥し、頬に刺さる冷たい乾風が吹くため「ダウンジャケット必須」だそうだ。
【中通り南部】東北道の走行は西風にあおられそうと警告。那須と白河の間では瞬間で20メートル超の風が吹き荒れそうとのことで、ドライバーは注意が必要だ。
【浜通り】火災が広がる危険な春の強風が吹くと注意を促している。斎藤さんは「19日は林野火災警報発表する可能性がある」と、「外での火の使用は禁止」と呼びかけた。

※2026年2月18日放送の福島テレビ・テレポートプラスの天気コーナー「福テレ空ネット」からの抜粋記事。気象情報は放送時(午後6時半時点)のもの。最新の予報をご確認ください。