県立の"復興診療所"を立地自治体に無償譲渡へ 医療体制の早期再構築のため<福島県>
福島県は3月23日、楢葉町にある"ふたば復興診療所"について、楢葉町からの要望を受け、同診療所を廃止のうえ、楢葉町に無償譲渡する方針を決定した。
同診療所は、震災と原発事故で大きな被害を受けた双葉郡の医療を担うため、2016年2月に県立診療所として開院。2024年度の患者数は内科・整形外科・心身医療科合わせて約5,700人だった。
整備が進む双葉地域の中核的病院が2029年度以降に開院するのに合わせ、統合や廃止の検討を進めることとなっていたが、楢葉町からこの検討を待たず、地域医療の空白を生じさせないために早期に診療所を譲渡することが合理的で効果的だと要望があったという。
県は3月23日の県立病院改革推進部会で廃止と譲渡の方針を決定。今後の時期など詳細については、今後、楢葉町と協議を行い改めて決定するとしている。













