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行動制限なしのゴールデンウィーク終了《福島県・新型コロナ再拡大の傾向に》改めて対策徹底を

<連休明けから感染の再拡大を懸念>
連休が始まった4月28日から、日別の感染者を見ると1週間ほどは300人台で推移していたが、5月6日からは前の週を上回り、土曜・日曜としてはこれまでで最も多い感染者となった。

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<大型連休最終日・5月8日>
JR福島駅の新幹線ホームは、ふるさとや観光地で過ごした人の姿が見られた。
利用客:「帰るときに、あまりまわり触らないように。消毒を気をつけて、家まで帰ろうと思います」

福島県福島市の野田さん家族は、2週間の帰省を終えた娘と孫を見送った。
また会える日まで、しばしのお別れ。

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<多くの場所で人の笑顔が溢れた2022年の大型連休。一方で...>
福島県内の感染状況について、福島県は再拡大の傾向にある警戒を強めている。
福島県・内堀雅雄知事:「やはりこのゴールデンウイークで人流が活発になって、そして結果としてこの3日間、新規陽性者数が再拡大、多くなっている理由かと思います」

福島県内では、5月8日は郡山市で102人いわき市で79人など、33の市町村と県外で合わせて452人の感染者を確認。
また福島市内の高校の部活動で生徒14人、児童施設で5人の感染が確認されるなど新たなクラスターも発生した。

連休明けの感染拡大を抑え込むため、福島県はのどの痛みや発熱などの症状がある場合は、出勤や登校を控えるよう呼び掛けている。