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4回目接種・福島県内でも開始へ 重症化を予防する効果は6週間減少しなかったという研究も

<福島県内の3回目の接種状況>
【12歳~19歳】...全国で2番目の高さ。
【50代以下】...全国を比べると福島のほうが高い。

60歳以上は8割以上で接種が終わっていて、この年代を中心に4回目接種が行われる。

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<4回目の対象>
60歳以上または18歳以上で基礎疾患がある人・重症化リスクが高いと医師が認める人。3回目接種から5ヵ月が経過していることが条件となる。

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<4回目接種の効果は?>
時事通信によると、海外の研究では『感染を予防する効果』は【短期間で低下】した。一方で『重症化を予防する効果』は【6週間減少しなかった】という。

一定の効果が期待されるなか、福島県内でも4回目接種がはじまる。
福島市・いわき市は5月からスタート。3回目接種から5ヵ月という間隔も踏まえると、どの自治体も【医療従事者の中で60歳以上の人・基礎疾患がある人】がしばらくは中心となる。
一般が対象となるのは、相馬市や南相馬市でも接種がはじまる6月中旬・下旬以降になる自治体が多い見込み。
ただワクチンを打っても「誰でも感染しうる」状況は変わらない。