警察署の駐車場で自殺 胸に包丁が刺さった状態で発見【福島県】

福島県・相馬警察署の駐車場に停められていた車から、胸に包丁が刺さった状態の遺体が見つかり、警察は自殺と断定した。
警察によると4月26日午前8時半頃、署内を巡回していた警察官が駐車中の普通乗用車の助手席で、胸に包丁が刺さった状態で亡くなっている50代の男性を発見した。解剖の結果、死因は心臓を刺したことによる失血死と判明。警察は現場の状況や署内の防犯カメラを解析し、自殺と断定した。
男性は26日の未明に、相馬市内の屋外で酒に酔っていたところを110番通報された。駆け付けた警察官は男性を相馬警察署に移動させ、男性の親族に連絡を取ったうえで、男性が飲酒運転にならないよう警察署の駐車場で休憩してから帰るよう伝えていた。
警察は一連の対応は「適切だった」としていて、詳しい経緯を調べている。