福島市が違反ごみに赤色のシールを貼り付け 初の警告シール 1週間放置されると開封調査へ
福島市の繁華街に放置されたごみ。黄色のシールはルールを守っていない"違反ごみ"を示しているが、6月3日初めて貼られた赤色のシールとは?
福島市の中心市街地にある集積所に不法投棄された事業系のごみ。黄色のシールが貼られ、2日からごみを出した人に回収が呼びかけられていた。
そうしたなか3日、福島市の職員が初めて貼り付けた"赤いシール"。
福島市ごみ政策課の根本裕史さんは「これまで一件も赤シール、警告シールを貼らない状況が続いていたが、6月に入りまして赤シールを貼る対象のごみが出て参りました」と話す。
「違反ごみ」が後を絶たない福島市が、2025年3月に導入したのが開封調査だ。
赤いシールは警告で、貼られた後も1週間放置された場合、市の職員がごみを開封し、出した人を特定。改善されず悪質な場合は、改善勧告や市のホームページで氏名や事業者名の公開に踏み切る。
福島市ごみ政策課の根本さんは「これを機に皆さんに、また再度開封調査の導入。福島市が開封調査を導入したことを確認頂きまして、適正なごみ排出に努めて頂くようにお願いしたいと思っています」と話した。