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埼玉県の男に有罪判決 福島・南相馬市で必要のない屋根の修繕契約 現金を騙し取ろうとした詐欺未遂事件

判決によると、埼玉県新座市の田島拓巳被告(24)は2024年、仲間と共謀して福島県南相馬市と宮城県大崎市の住宅を訪問し、必要のない屋根の修繕工事の契約を交わして、現金合わせて約410万円を騙し取ろうとした。

6月4日の判決公判で福島地方裁判所の島田環裁判官は、「主導的な立場で共犯者に指示した上で、実行行為も担当し重要な役割を果たした」と指摘。
一方で、「未遂に終わり、被害者への謝罪の意思と、更生の意欲を示している」などとして、田島被告に懲役3年・執行猶予5年の有罪判決を言い渡した。