《天皇杯2回戦》 J2対決・いわきFC ブラウブリッツ秋田に1対2で惜敗

全国88チームの頂点を決めるサッカーの「天皇杯」。いわきFCは6月11日、J2のブラウブリッツ秋田との2回戦に臨んだ。
◇天皇杯JFA第105回全日本サッカー選手権・6月11日ハワイアンズスタジアムいわき
<いわきFC 1-2 ブラウブリッツ秋田>
サポーターは「リーグ戦とは違って、カップ戦だから、1回勝負だから、そことは(いつもとは)違うと思う」「(いわきFCが)3-0ぐらいで、宜しくお願いします」と話す。
6月1日に5対1で大勝したJ2の試合からスターティングメンバーを8人入れ替えた、いわきFC。試合は前半30分、自陣からのロングボールを加瀬がワンタッチで落として、加藤がシュートを放つもゴールならず。
前半は相手に攻め込まれる場面が多い中、ゴールキーパーのジュ・ヒョンジンが好セーブを見せるなど粘り強い守備で得点を許さず、スコアレスで折り返す。
しかし、後半6分、サイドを崩されて失点。
その2分後には、逆のサイドを崩され連続で得点を許す。
なんとか1点を返したいいわきは、谷村と熊田を投入し攻撃のリズムを作る。
後半40分、中央でボールを受け取った谷村がドリブルで1人を交わしてシュート。ゴールネットを揺らす。谷村海那選手は「1点返せば(逆転の)可能性出てくると思ったので、ドリブルコースもシュートコースも見えたので、あれは良かったかなと思います」と話した。
後半アディショナルタイムには、熊田がヘディングシュートを放つも同点とはならず。あと一歩まで迫ったが、及ばず2回戦で敗退した。
いわきFC・田村雄三監督は「ここから(リーグの)後半戦に向けて、前期のような成績ではダメだと思っていますので、本当に全部取る(勝つ)つもりで、もう一度選手全員と色々向き合いながら、選手を成長させながら、しっかりと勝利出来るように頑張っていきたいなと思っています」と話した。
現在J2で14位のいわきFCは、15日アウェーで19位の山口と対戦する。