地域で起きた水害「たくさん災害が起きていることに気づいた」中学生が防災を学び備える 福島・喜多方市
6月24日の福島県は梅雨らしい雨が降った。これからの季節は、短い時間に強く降る雨に注意と備えが求められる。
■梅雨らしい天気に
梅雨前線の影響で、まとまった雨が降った福島市。
街の人からは「きのうまで暑かったのに、いきなり雨降りだして、ちょっと困る」「日傘と雨の兼用なので、今日は雨用で使っています」との声が聞かれた。
■水害に備える 中学生が防災学ぶ
雨の日が続くこれからの時期は、水害への備えも求められる。
福島県喜多方市にある第一中学校で行われた出前講座。台風シーズンを前に、県と市の職員が自然災害のリスクや防災について伝えている。
1998年8月にあった豪雨では、この中学校の周辺でも多くの浸水被害が発生した。
その後、近くを流れる田付川でも対策工事が完了。3年前の集中豪雨でも氾濫などは発生しなかった。
ただ想定を上回るのが自然災害。日頃から避難経路を確認することなどが呼びかけられた。生徒は「大きい川がたくさんあるところで、自分が知っている以外にもたくさん災害が起きているということに気付いた」と話す。
災害から命を守るために、一人一人の意識と行動が求められる。
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