出没から一夜 福島市のクマ警戒続く 朝早く河川敷を歩く姿再び目撃 学校では児童・生徒の登校見守り
福島県福島市の中心部では、6月30日に続き7月1日朝もクマが目撃され、警戒が続いている。
福島市でのクマの目撃から一夜明け、1日朝もクマが目撃されたという。目撃されたクマは川の上流のほうへと歩いて行ったとみられる。
警察によると1日午前5時ごろ、福島市南町の鳥谷野橋近くで散歩をしていた人が、河川敷を歩く体長約1メートルのクマを目撃した。福島市では30日、荒川や阿武隈川の河川敷にクマが出没し、市と警察などが捕獲作業を進めたが、日没とともに中断し、周辺で警戒が続けられていた。
出没場所の近くの学校では、朝から教職員が登校する児童や生徒を見守り、安全を確保した。付近の住民は「やっぱりなるべく外出は控えてで、あと子どもの下校する時間の後は迎えに行ってみようかなと思ってます」と話す。
これまでのところ新たなクマの目撃情報はなく、福島市と警察などが警戒を続けている。