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富岡町長選挙が告示 現職と新人の2人が立候補 住民の帰還・移住など争点 8月3日投開票 福島  

任期満了に伴う福島県富岡町の富岡町長選挙が7月24日告示され、これまでに現職と新人の2人が立候補を届け出た。

富岡町長選挙に立候補したのは、届出順に、新人で元町議会議長の高橋実(たかはしみのる)さん(68)、現職の山本育男(やまもといくお)さん(66)の2人。
富岡町では、震災から14年が経過した現在も町内の一部が帰還困難区域に指定されたままで、町内の居住人口は震災前の2割程度に留まっている。こうした現状から「住民の帰還・移住」や「農業・産業の振興」などが争点となると見られている。

立候補は24日の午後5時まで受け付けているが、他に立候補の動きはなく、2人による選挙戦になるとみられている。投票は8月3日に行われ即日開票される。