熱中症警戒アラートが発表された福島県 涼を求める海水浴でも熱中症対策万全に 5日は22人が熱中症疑い
8月5日、福島県いわき市では山田で36.1℃、小名浜で30.7℃の最高気温を観測した。
いわき市の薄磯海水浴場では、暑さに負けず元気に子どもたちが遊んでいた。「波があって楽しい」と話す子供と訪れていた母親は「紫外線強いので、日焼け対策のために全身ガードして来ました」と紫外線対策も万全。
他にも気をつけたいのが熱中症。環境省と気象庁は福島県内に「熱中症警戒アラート」を発表し注意を呼びかけた。
海水浴に子供を連れてきていた父親は「クーラーボックスに飲み物を多めに持ってきていて、常にのど渇く前に飲めるように気を付けている。塩分・水分補給をするため梅干しやスイカを持って来た」と話した。
福島県内では、このほかにも浪江で37℃、相馬で35.2℃まで上がり、浜通りを中心に厳しい暑さになった。
消防によると、8月5日は県内で22人が熱中症とみられる症状で病院に運ばれた。(うち重症1人 午後5時時点)