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窓もエアコンも全開に!車内温度を早く下げる効果的な方法をJAFに聞いた 車でのおでかけ熱中症に注意

炎天下、車に乗り込むと同時に襲ってくるむせかえるような暑さ。夏場の車内はまさに灼熱地獄だ。車の中を少しでも早く涼しくするコツをJAFに聞いた。

JAFの実験では、日よけなど暑さ対策をしていない車を、夏の時期に1時間ほど放置した場合、車内の温度は50℃になるという結果が。またダッシュボード付近の温度は、70℃近くまで上昇するという。

少しでも早く涼しくするために、まずは窓を全開にしてエアコンは外気導入に設定。車内にこもる熱気を取り除くといいとJAF福島支部の三部司さんは説明する。
少し車を走らせて、体感的に温度が下がったら窓を閉めてエアコンを室内循環に切り替えると、エアコンだけの場合と比べて半分ほどの時間で車内の温度が下がり、快適に過ごせるという。

お盆休み後半は再び厳しい暑さが予想されていて、効果的に温度を下げて車内でも熱中症にならないよう対策が必要だ。
JAF福島支部の三部司さんは「ガソリン代が気になってエアコンを控える方もいらっしゃいますが、この時期は大変暑くなっているので自分の身を守るためにも適宜エアコンを使用してほしい」と話す。

JAFでは、暑さ対策とともにお盆休みに車で出かける場合には、必ず乗る前にタイヤやバッテリーなどに不具合がないか確認するよう呼びかけている。