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立候補予定者に高校生から質問 9月7日投開票のいわき市長選挙 公開討論会で経済や復興を語る 福島 

任期満了に伴ういわき市長選挙。8月17日に開かれた公開討論会では、立候補を予定している3人が高校生の質問に答え、農業・漁業の復興政策を語った。

宇佐美登さん:「人が集まる場所に、例えばコストコさんと併設で道の駅を作るとか。そこに農産物や"常磐もの"のおいしい魚をのせる。そうすると食べてもらえる、買ってもらえるということもできます」
内田広之さん:「外国向けのPRが大事だと思っております。特に日本と親しい台湾とか香港に注目を寄せておりまして、観光の商談会で常磐もののPRをやっております」
清水敏男さん:「ここは国の責任において、やはり風評払拭に務めていただきたいと感じております。地元からもそういったことを常々、国に対して要請していくということも大事だと思っております」

3人はさらに、人口減少対策として経済発展の重要性にも言及。
清水敏男さん:「新しい工業団地を、いわき市はいま造成をして新たな企業誘致をしていって、そこで雇用の場を生み出すことが私は非常に大事だと思っております」
宇佐美登さん:「給料が払えるぐらい、ちゃんと仕事が集まるようなそんな仕組み。それはやはり経済活性化で企業を誘致する」
内田広之さん:「この4年間で22社の企業誘致、400人の新しい雇用ございましたけど、専門職の新しい雇用が生まれておりますので、動き始めています。そういった事をPRしていかなきゃいけないなと思っております」

このほかにも医療・福祉や防災などについて主張を展開した。
参加した高校生は「自分が知らなかった立候補者とか、いわき市でこういう事をしているなどを知れてとても参考になった」と話した。

いわき市長選挙は8月31日告示、9月7日投開票の日程で行われる。