町立三春病院で医療事故 50代男性が気胸の医療処置受けた後に死亡 医療過誤の有無を調査へ 福島
福島県三春町の病院で50代の男性が肺から空気などが漏れる気胸の治療を受けた後に、死亡する医療事故があった。
医療事故があったのは、三春町の町立三春病院。病院によると、2025年7月、50代の男性が、肺から空気などが漏れる「気胸」の治療のため胸の中にチューブを入れる「胸腔(きょうくう)ドレナージ術」と呼ばれる医療処置を受けた。数日後チューブの入れ替え処置などが行われたが、その後出血が止まらず、男性は治療から13日後に出血性ショックで死亡したということ。
町立三春病院では、処置に問題がなかったか、医療過誤の有無について、今後外部組織による医療事故調査を行うとしている。