元職員が争わない姿勢 会津若松市が公金不正入手の元職員に8千万円余りの損害賠償請求の裁判 福島

福島県会津若松市が、元職員の男に8千万円余りの損害賠償を求める裁判が始まった。
この裁判は、会津若松市が、児童扶養手当などの支給データを改ざんし公金1億7700万円余りを不正に入手したとして、市の職員であった小原龍也元副主幹に対し、賠償が完了していない8300万円余りの支払いなどを求めているもの。
小原元副主幹は、詐欺の罪で実刑判決が確定し、現在服役している。
第一回口頭弁論は9月16日開かれ、会津若松市によると、小原元副主幹側は争わないとする答弁書を提出しているということ。
判決は10月16日に言い渡される予定。