20代投票率は10ポイント超上昇 「生活に直結する争点」影響か<2025参院選・福島県年代別投票率>

福島県選挙管理委員会は、2025年7月20日に行われた参議院選挙の県内での年代別投票率を公表した。前回・3年前の投票率と比較し、すべての年代で投票率が上昇。特に20代では約10ポイント、30代では約9ポイント上昇していて、若い世代の投票率の上昇が目立った。
県選挙管理委員会は「コメや消費税、給付金など、生活に直結する争点が多かったことが有権者の投票行動につながったのではないか」と分析しているほか、選挙期間中にSNSでの動画配信、情報発信が活発だったことが若い有権者の関心を高めた可能性があるとしていて、県選管としてもSNSなどを活用した啓発活動を継続・強化していきたい考え。
各年代別の投票率は以下のとおり。(括弧内は前回・3年前の投票率からの増減)
■10代:39.65%(+6.88ポイント)
■20代:43.54%(+10.31ポイント)
■30代:52.31%(+9.30ポイント)
■40代:54.97%(+4.75ポイント)
■50代:61.52%(+3.26ポイント)
■60代:69.62%(+2.95ポイント)
■70代:70.60%(+2.68ポイント)
■80代以上:46.82%(+2.42ポイント)
■全体:58.39%(+4.99ポイント)