60代女性が合計2100万円をだまし取られる詐欺被害<福島・猪苗代町>

福島県猪苗代町の60代女性が警察官などを名乗る者に2100万円をだまし取られる詐欺被害があった。
警察によると8月15日、女性の携帯電話に男から「あなたの携帯から大量に迷惑メールが送信されている。緊急通報で警察につなぐ」と電話があった。
その後、LINEのビデオ通話で長野県警や執行官を名乗る者から「あなたはマネーロンダリングの容疑者になっている。犯罪に使われたお金か調べるため、紙幣番号を確認する必要がある」などと伝えられた。この話を信じた女性は9月9日までの間に暗号資産の送金や銀行振り込みを行い、合計2100万円をだまし取られた。
女性が家族に相談し、警察に届け出たことで被害が発覚した。警察がSNSを使って連絡を取り合うことはないため、電話などでお金や個人情報の話をされたら相談するよう呼びかけている。