再エネ導入量2024年度は59.7%に 2040年度に100%を目標とする福島県 太陽光発電が8割超
2024年度の福島県の再生可能エネルギーの導入量は、59.7%となった。これは9月19日に開かれた福島県議会9月定例会で、自民党・鈴木智県議の代表質問に県が答えたもの。
原発事故の教訓から、福島県は再生可能エネルギーについて「2040年度に100%」とする導入目標を掲げ「再エネ先駆けの地」を目指している。
2024年度は、新たな太陽光発電施設が整備されたことなどから、前の年度から4.8ポイント上がり59.7%となった。
再エネの種類別では、太陽光発電が全体の8割以上を占めている。
今後は、次世代のペロブスカイト太陽電池の導入拡大などにより、2030年度までに70%まで引き上げる計画。