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大熊町が職員2人を懲戒処分 公共事業の委託料支払いを遅延【福島県】

大熊町は9月24日付で職員2人を懲戒処分とした。

減給1ヵ月(10分の1)の懲戒処分を受けたのは、環境対策課の40代の総括主任と、復興事業課の40代の主査。
町によると、環境対策課の総括主任は令和6年度の町の防災設備の除草業務について、事業者への委託料の支払い期限が過ぎているにもかかわらず、事務処理を怠って支払いを遅延させた。
また復興事業課の主査も令和6年度の下水道事業の委託料をめぐり、事務処理を怠って事業者への支払いを遅延させたという。
町は遅延の発覚後、すでに事業者への支払いを済ませている。
2人は過去にも同様に、公共事業の委託料の支払いを怠り戒告処分を受けていた。

町は委託料の支払いなどの業務について、「担当者1人ではなく複数の職員が確認する態勢をとっていたが、徹底されていなかった」としている。