只見町でクマが飛び出し車に衝突 常磐線は相次いでイノシシ衝突で遅れ<福島県>

福島県内では10月11日の夜のはじめ頃から翌12日の明け方にかけて、クマやイノシシによる事故が相次いだ。
JR東日本によると、10月11日の午後7時半頃、南相馬市内を走っていた常磐線の下り列車が異音で停車。乗務員が確認したところ、イノシシと衝突したことが判明し、イノシシを撤去したうえで約1時間後に運転を再開した。
さらに午後9時40分頃には浪江町を走っていた下り列車がイノシシと衝突し停車。約40分後に運転を再開した。
2本の列車には合わせて約40人が乗車していたが、けが人はいなかったという。
また、警察によると、10月12日の午前4時半頃、只見町の国道289号線を走っていた乗用車が体長約1mのクマと衝突。クマは山へ立ち去ったという。
車両の損傷があったが、運転手にけがはなかった。
警察が付近の警戒を実施している。