福島県があんぽ柿など柿の加工の自粛要請を継続「出荷管理に万全を期すため」
福島県は、毎年度、「あんぽ柿」など柿の加工品の生産が盛んな県北地方の4つ自治体(福島市・伊達市・桑折町・国見町)を対象に、試験的に加工した柿で放射性物質の検査を行っている。2025年度の「生柿」「あんぽ柿」「干し柿」の検査の結果、基準を超える放射性セシウムは検出されなかった。
しかし「出荷の管理に万全を期すため」として、引き続き加工の自粛を要請し全面解禁を見送った。県北地方の4つの自治体では、複数回の検査を行うなど、基準を満たした生産者に限り、柿の出荷を認める措置がとられている。