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高市首相が就任会見で福島の復興に言及 双葉町ではスピード感ある復興政策を求める声  

10月21日発足した高市内閣について、福島県の浜通りからはスピード感のある復興政策を求める声が聞かれた。

高市新総理は21日の就任会見で復興庁の役割に触れ、そのなかで福島の復興について言及した。「特に福島県ですね。まだまだ先の長い取り組みがございます。ここは大切に、大切にしながら、しっかりと人手も割き、力を抜くことはございません」と述べた。

福島県双葉町からは、住民の帰還を促すための復興政策などを求める声が聞かれた。「我々のまちは復興優先というか、やはりそれを進めていかないと、まち自体が10年もしないうち、綺麗事言っても存続できないような状況が生まれんじゃないかな」「復興された町がやっぱり人口が増えないとダメなんですよね。そのための政策をやっていただきたい」と町民は話す。

福島の復興を巡っては、2026年度から始まる第3期復興・創生期間の復興予算について、これまでを超える財源を確保する方針が決まっている。