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赤澤経済産業相が福島第一原発などを視察「先頭に立って福島の復興に責任」

赤澤経産相「津波はどのくらいの高さまで来たんですか。」
東京電力「津波が来たときにはこの辺一面が海という状態だったかと思います。」

10月25日、福島第一原発を訪れた赤澤亮正経済産業相は事故当時の状況や廃炉の進捗状況について確認した。赤澤大臣は石破内閣では経済再生担当相を務め、アメリカ・トランプ政権との関税交渉を担うなど重責を果たして再入閣した。

<意見交換する赤澤亮正経済産業相>
「二度にわたる(燃料デブリ)試験的取り出しの成功や、大規模取出しに向けた準備工程の具体化など、重要な前進が見られていると認識しています。」

赤澤経産相はこのあと第一原発が立地する双葉・大熊の町長や内堀知事にも面会し、廃炉や復興に向けて政府一丸となって取り組むと強調しました。

<会見・赤澤亮正経済産業相>
「今後とも地元に寄り添って私自身が先頭に立って福島の復興に最後まで責任をもって取り組んでまいりたい」

国と東京電力は福島第一原発について2051年までの廃炉完了を掲げている。