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新米が続々 湯川村ふるさと納税の新米を発送 いわき市で高校生が栽培した「福、笑い」販売開始 福島

収穫の秋を経て、店頭などでも目にする機会が多くなった新米。福島県湯川村では、ふるさと納税の返礼品として全国への発送が始まった。

■返礼品の新米を発送
米どころをPRしようとふるさと納税で新米を返礼品としている湯川村。今年は目標を上回る1億3000万円以上の寄附が集まっていて、10月23日は5キロのコシヒカリを2680袋発送した。
湯川村の佐野盛至(さのせいし)村長は「湯川米美味しいという評判であります。本当に今年も美味しいお米になりましたので、十分堪能していただければなと思います」と話す。

■高校生が栽培した新米「福、笑い」
一方、いわき市内のスーパーでは...マルトSC中岡店に並んでいるコメや美味しそうな弁当。栽培したのは、地元の高校生達だ。「いらっしゃいませ。私達が作ったお米販売しています。いかがですか~」
ずらりと並ぶのは、福島県のトップブランド米「福、笑い」の新米。磐城農業高校の生徒が、田植えから収穫まで丹精を込めて作った。23日は生徒が試食を提供するなど美味しさを直接お客さんに伝えていた。

来店客は「しっとりして美味しい。農家も高齢者が多いでしょう。だから、若い方が、学生さん達が一生懸命、跡を守っていくのに良いと思います」と話す。
磐城農業高校の生徒は「少し硬めなんですけど、やぱり『新米』ということもありまして、凄く美味しいです。自分達が作ったお米を皆さんに食べてもらいたいという気持ちで今販売しているんですけど(してます)」と話す。

磐城農業高校の生徒が作った「福、笑い」は、いわき市内にあるマルト10店舗で合わせて130袋販売している。(※無くなり次第販売終了。2キロ税込2787円)