ニュース

秋深まる 神社では七五三の準備 千歳飴の袋詰めがピーク 子どもの健やかな成長を祝う 福島・郡山市 

気温もめっきり下がり秋の深まりを感じるが、福島県郡山市の神社では、子どもの健やかな成長を祝う準備が進められている。

木々が色づきはじめ、すっかり秋を感じさせる郡山市中心部の開成山公園。10月22日の県内は寒気や気圧の谷の影響で、最高気温が郡山市で12.8℃、猪苗代町で10.1℃と、肌寒い一日となった。

そうした中、近くの開成山大神宮では、千歳飴の袋詰め作業が行われている。今年は2000組つくるという。11月の七五三に向けて、千歳飴の準備だ。
開成山大神宮の宮本孝宮司は「10月下旬から11月の初旬が一番、多くなりますので、今がピークです」と話す。

"長い年月"を意味する"千歳(ちとせ)"。子どもたちに「細く、長く、粘り強く生きてほしい」という願いを込めて、紅白の飴を詰めていく。紙袋には縁起の良い鶴などが描かれている。宮本宮司は「本当に子どもは宝なので、子どもたちが健康に長生きできるように、なってほしいなと思っています」と話した。

千歳飴の袋詰め作業は、10月いっぱい行われるということだ。