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大量のガムシロップ入りココアを飲むよう命じる パワハラで懲戒処分<南会津地方広域市町村圏組合>

福島県にある南会津地方広域市町村圏組合は2人の職員を懲戒処分にしたと公表した。

事務局管理職員の男性は、複数の職員に対しパワハラ行為などを行ったとして停職3か月の処分。
職務外の"食事作り"などの作業を命じたほか、職場に"貯金箱"を置いて業務上ミスをした職員に"罰金"と称して現金を投入させた。また、大量のガムシロップ入りココアをコップ一杯飲むように命じるなど職員に精神的・身体的な苦痛を与えたとされる。
さらに執務時間中にゲームや居眠りをしたほか、日常的に私的なスマートフォン等4台の充電を職場で行っていたなどとされている。

このほかにも、事務局職員の男性が、休暇を取ろうとした職員を大声で罵倒するなど、複数の部下へのパワハラ行為をしたとして減給3か月となった。

南会津地方広域市町村圏組合は「コンプライアンス遵守に向けた取り組みを徹底させ、職員の適正な勤務態度の確保と健全な職場風土の醸成に努めてまいる」としている。