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福島銀行の2025年度中間決算 「増収・増益」で黒字に転換 貸出金利息の増加など背景

福島銀行の中間決算は「増収・増益」となり、利息の増加などで黒字に転換した。

福島銀行は2025年度の中間決算を公表し、連結で、売上げにあたる「経常収益」が71億9900万円と前の年の同じ時期と比べ5億9500万円の「増収」。最終的な儲けである「純利益」は1億5600万円で、11億700万円の「増益」だった。

新しいシステムの導入経費で赤字となった昨年度の中間決算から一転、貸出金利息の増加などを背景に黒字に転換した。
鈴木岳伯(すずきたけのり)社長は会見で「金利ある世界で融資を強化し、収益力を上げていきたい」とした。