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福島県の2025年の詐欺被害 10月までに10億円超 前年同時期の約6倍に 警察官をかたる詐欺が半数

2025年、福島県内で発生したなりすまし詐欺の被害金額は10億円を超え、前年の同じ時期の約6倍にのぼっている。

福島県警察本部によると、今年に入ってから10月までに県内で発生したなりすまし詐欺の被害は163件で被害金額は10億3176万円だった。件数は2024年の同じ時期の約2倍、被害金額は6倍近くとなっていて、警察官をかたる「オレオレ詐欺」が半数ほどを占めている。

県内では、10月下旬から11月上旬にかけて、郡山市に住む30代の男性がSNSなどで投資を勧められ5万5千円をだまし取られる被害も発生していて、警察は対面していない相手を安易に信じないことなどの注意を呼び掛けている。