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都大路へ覚悟 福島・学法石川が全国高校駅伝に向け意気込み 男子は優勝 女子は7位以上目指す

12月21日に開かれる全国高校駅伝、通称「都大路(みやこおおじ)」を前に、学法石川の選手たちが意気込みを語った。

今年10月に行われた福島県高校駅伝で、男女ともに優勝を果たし全国への切符をつかんだ学法石川高校陸上部。
12月8日福島テレビの本社を訪れ、2週間後に迫った大一番を前に決意を新たにした。男子の川瀬聖幸主将は「(応援いただいてる方々に)勇気と感動を与えられるような走りをして、良い結果も残していきたいと思っています」と話した。

優勝候補と目される男子チームを引っ張るのは3年生エース・増子陽太(ましこようた)選手。11月に出場した5000メートルの大会で13分27秒26と、日本高校歴代3位のタイムを叩き出した。増子選手は「今の調子だったら自分はどの区間を走ることになっても"区間新"は出せると思うので、日本人最高の記録に挑戦して、都大路はチーム全体で優勝を狙っていきたいと思います」と話す。

増子選手としのぎを削ってきた栗村凌(くりむらりょう)選手も同じく今シーズン5000メートルで高校歴代8位の好タイムを記録。手ごたえをつかんでいる。栗村選手は「インターハイから徐々に調子をあげて、いまは1年の中で一番調子が良いコンディションです」という。

一方、1年生から1区を任されてきた女子の主将・湯田和未(ゆだなごみ)選手。高校生最後の都大路へ"覚悟"を胸に挑む。湯田選手は「『京の都で笑顔の花咲かそう』っていうスローガンをこの1年たててやってきたので、走るメンバーも走らないメンバーも気持ちを一つに頑張っていきたいと思います」と語った。

男子は優勝、女子は過去最高の7位以上を目指して臨む今大会。12月21日、京都で号砲だ!