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福島県内企業の景況感【小幅な上昇傾向が続く】海外情勢などに対する不透明感が和らぐ

日銀福島支店は、福島県内の172の企業を対象に景気に関する調査を実施。
その結果、景気が『良い』と答えた企業から、『悪い』と答えた企業を引いた業況判断指数は「5」で、前回の調査から2ポイント上昇した。

日銀福島支店の森下謙太郎支店長は「前回と比べるとアメリカの関税政策の不透明感が和らぐとか、企業の先行きの見方みたいなところに対しての慎重な姿勢は少し変わってきている」と話す。

海外の情勢などに対する不透明感は和らいだものの、暫定税率の廃止を見込んだガソリンの買い控えなどによって景況感が悪化した企業もあり、先行きについては当面は慎重な動きが続くとみられている。