春高バレー福島県女子代表・郡山女子大学附属 "笑顔を絶やさず全員で" 10年連続全国の舞台へ
2026年1月5日に開幕する、春の高校バレー全国大会。10年連続27回目の全国の切符をつかんだ福島県代表・郡山女子大学附属高校。全国大会で掲げる目標はベスト16だ。
■チームの魅力
チームの武器は、多彩な攻撃パターンを持つ「コンビバレー」に、相手の攻撃を許さない巧みな「サーブ」。そして「フェイクセット」、相手ブロックを翻弄する手札が豊富だ。
攻撃の中心となるのが、ミドルエース・清野陽愛選手。最高到達点は290cmで、全国レベルの跳躍力を持つ。そして、伝統のエースナンバー7番・2年生アタッカー小松楓選手、監督も歴代トップクラスと評価する1年生のセッター・後藤美怜選手などが躍動する。
清野選手は「みんなが元気に楽しく、見ている人も楽しいプレーができる所がこのチームのいいところ」と語る。
■モットーは「笑顔」
「笑顔」が附属らしさと口をそろえる選手たち。中でもひと際、元気な笑顔を見せるのがチーム唯一の3年生、キャプテンの野口陽菜選手だ。
「笑顔って、とにかく人を幸せにできると思うので、笑顔で元気よくプレーすることそれが自分のモットーです」と語る。
幼いころからバレーボールに触れていた野口選手。「春高に出たい」その思いで郡山女子大附属に進学し、1年生のころから全国の舞台を経験した。
■みんながいたから
野口選手は、先輩の背中を追いかけながらスタメンとしてチームに貢献した。
キャプテンとなった今年、新人戦での悔しさをバネに練習を重ね、後輩と一緒に全国への切符を掴み取った。
野口選手は「自分がチームの一員としてプレーするのが楽しかったので、あまり一人というのは辛くなかった」と話す。
心を一つに、16人全員で。「全国の舞台でも自分たちらしく笑顔で頑張ります!」と意気込む。
















