郡山市が交通社会実験の検証結果を発表 福島県の郡山駅西口ロータリーの混雑緩和に一定の効果あり
郡山市は、郡山駅前の混雑解消に向けて11月に行われた交通社会実験について、一定の効果があったことを明らかにした。福島県の郡山駅西口ロータリーでは、11月の夕方から夜までタクシープールの一部を臨時の乗降場として開放するなど、慢性的な混雑の解消に向けて、交通社会実験が行われた。その結果、車がロータリーに入ってから出るまでの滞在時間は、これまでの13分余りから半減し、ロータリー内に15分以上留まる車の台数も大幅に減ったという。またロータリーから駅前大通りに続く渋滞の長さも実験前の半分ほどになり、混雑の緩和に一定の効果があったことが分かった。
郡山市では、検証結果などを踏まえて、2027年度中にロータリーの改修工事を行う計画だ。















