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空気が乾燥 林野火災に注意! 運用始まった「林野火災注意報・警報」 早期の予防につなげる 

強い寒気によって福島県の中通りと会津地方では大雪に警戒の一方、浜通りでは「空気が乾燥」、林野火災に注意が必要だ。

■いわき市で発生した林野火災
1月13日、いわき市常磐藤原町で発生した林野火災。雑木林に燃え広がった火は、消火活動によってほぼ消し止められたものの、鎮火には至らず、日をまたいで約20時間半後に消し止められた。
近くに住む91歳の男性は不安な夜を過ごしたという。91歳の近隣住民は「自分の家(の前)で起きた時は、びっくりした。その晩は、着のみ着のままでね、いつでも逃げられる支度だけして、家に(いた)」と話す。

■福島県内10の消防本部で運用開始
通信指令室:「119番です。火事ですか?救急車ですか?」
いわき市消防本部。空気が乾燥し、林野火災の危険が高まっていると判断した場合、林野火災注意報・警報を出している。
「林野火災注意報・警報」は、岩手県で発生した大規模な林野火災を受けて、早期の予防につなげようと1月1日に施行。県内では現在12の消防本部のうち10の消防本部で運用が始まっている。

いわき市消防本部予防課の山崎正人課長は「この時期は、非常に乾燥する時期でして、かつ今年で言うと雨も全く降っていないような状況です。このような乾燥が続きますと、ちょっとした火種でも延焼してしまうというようなことがあげられると思います」と話す。

まとまった雨が一か月近く降っていない浜通り。今後も空気が乾燥した状況は続くとみられていて、いわき市消防本部では1月22日までに合わせて15回の注意報・警報を出している。

■注意報・警報が出されたら
「林野火災注意報・警報」が出された場合のポイントがこちら。(※対象期間1月から5月)
「注意報」の場合、たき火や火入れなどは控えるよう努力義務となるが、「警報」では禁止!違反した場合は30万円以下の罰金、又は拘留に課せられる。
刈り草の焼却や燃えやすいものの近くでの喫煙なども「火の使用制限」に該当する。

いわき市消防本部の山崎課長は「(『林野火災注意報・警報』が)発令がされている時期に、『火を使ってる人がいますよ』とか、そういった電話が何本か入っています。こういった場合には消防署の方で警戒に向かって指導する、そういったことをやっておりますので、ぜひ、こういった『注意報・警報』の時に火を取り扱ってるような人が見受けられた場合には、消防署の方に一報いただければと思います」と話した。