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本格飛散も近い!?花粉の見張り番登場 いわき市では花粉症の相談増え始める 早期受診と対策よびかけ

春が近づくにつれてこちらも動き出す。見るだけで鼻がムズムズする「スギ花粉」。春の訪れとともに本格飛散も近づいている。

■福島テレビの"花粉の見張り番"

2月12日の福島市・信夫山。よーく見るとところどころ茶色がかっているような...春に多くの人を悩ませる「スギ花粉」の飛散の前兆だ。

この危機を察知したのが、「重度の花粉症」を公言する気象予報士の斎藤さんだ。「福島テレビの屋上にやってきました。この季節、そうスギ花粉の観測の季節の始まりでございます。こちらがウェザーニューズのポールンロボ。口の中からですね、花粉を吸いこんで1時間にいくつ花粉が飛んだのかっていうのを観測するロボットなんですね」

12日に設置したのは人の顔の形をした「ポールンロボ」。1時間のうちに吸い込んだ空気中の花粉の量を観測する。花粉が「非常に多い」と紫、「中程度」だと黄色、「ほとんどない」時は白などと、目の色が変化することで飛散状況が一目で分かる。まさに福島テレビの"花粉の見張り番"だ。

斎藤気象予報士:「早ければ再来週から本格飛散。そしてピークはですね、3月の中旬ホワイトデーの頃がピークなのかなと見ております。そろそろ皆さん、対策とった方がいいと思います」

12日午後5時時点では目の色は『ほとんどない』ということを示す白。花粉の飛散はなかった。このロボットで観測した花粉の状況は1時間ごとに更新していて、12日から4月ごろまでは「福島テレビ花粉観測」で検索するとウエザーニュースのサイトから確認することができる。

■いわき市でスギ花粉の飛散始まる

一方、1月10日のいわき市ではすでに...。数分、ここに立っているだけで、目がゴロゴロしてきた。そのワケは、こちら。つぼみが膨らみ始めているスギ林だ。
いわき市常磐三沢町のスギ林は茶色に色づき花粉が飛び始めていた。

JRいわき駅前の街で話を聞いてみると...「今年は、先週ぐらいから(症状が出た)ですね。早めに眼科で目薬貰ってきます(きました)」「今年の花粉症が怖いなと思って、早めからマスクするようにしてます」といった声が聞かれる。

市内のクリニックも花粉症シーズンの始まりを感じている。
「熱はないです」「花粉薬させて(出させて)もらって、あとはアレルギー薬も継続した方が良さそうな感じなので」
「うぬまクリニック」では、1月下旬から花粉症患者の診察が徐々に増え、現在は1日約20人が訪れている。1歳児の母親は「たまに、鼻詰まりで起きちゃうかなってぐらいなんですけど。早く治って欲しいですね」と話す。




■悪化を避けるために早期受診を

鼻水やくしゃみ、目の痒みだけでなく、中には顔全体に痒みが出る人も。
「みみ・はな・のど うぬまクリニック」の鵜沼むつ貴院長は「花粉って、頭の髪の毛とかにも付着しやすいので、頭かいた手で、そのまま目をこするとか、そういうのは、かえって悪化させちゃう原因にもなるし」と話す。

悪化を避けるためにアレルギー症状を把握するための早期の受診、そしてうがい・手洗いやマスク・眼鏡の着用など基本的な対策を呼びかける。
鵜沼院長は「症状が強く出る方っていうのは、一旦早めにシャワーなり何でも良いので、一旦流しちゃった方が、全体的な症状としては、落ち着きやすいとは思いますね」と話した。

■気温が上がると花粉の飛散量も増加

週末の最高気温に注目してみると、15日(日)は福島で18℃とぐっと上がり、春の陽気となりそうだ。気温が上がると花粉の飛散量も増えていきそう。まだ症状が出ていない方も本格的なシーズンを迎える前に対策を。
斎藤気象予報士によると、花粉の量は平年並みで、去年よりやや多いということだ。