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防災大百科

過去の台風被害から学ぶこと..."早めの避難" がみんなの命を守る

『令和元年東日本台風』では阿武隈川やその支流の氾濫などにより福島県郡山市の広範囲が浸水。
逃げ遅れるなどして6人が犠牲になった。
郡山消防本部で自らも対応にあたった通信指令課・鈴木哲則さんは「昨年の台風当日は、全ての車両が出ているような状態でした。私の経験上でも一番ひどい災害の分類に入る」と話す。
寄せられた通報件数は2日間で1273件に上った。これは通常の10倍近い件数。

「助けに行きたくても行けない」そんな状況がうまれていた。
防災のプロ・東京大学客員教授で防災行動や危機管理の専門家「防災マイスター」松尾一郎さんは『救助する側も命がけであるということを私たちも考えなくてはいけない。
私たちも早めに逃げれば消防団・消防も "救護被災" に遭わなくて済む。
助けようと思って消防の方が命を落とされる例もあるので、それをなくすことが重要。
そのために私たちは "早めに逃げる" これしかない」と指摘する。

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