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番組情報

 

2020.11.11

避難所や災害対策の拠点に? 道の駅の新たな役割

いつ訪れるか分からない災害の際に欠かせないのが私たちの安心・安全を守る「防災拠点」
◇多くの人が避難できる庁舎や学校の体育館など身近な公共施設
◇地震の被害を減らすため免震構造を採用した施設
◇停電を回避するために非常用発電設備を備えた施設
などがあげられる。
こうした施設は避難者を受け入れるだけでなく、十分な食料や毛布などを備蓄しておくことや
役場が被災した際には、予備の災害対策本部の拠点となるなどの役割も求められる。

その機能を「道の駅」に持たせる動きが進んでいる。

2020.10.21

大規模な浸水被害を防ぐ遊水地とは

記録的な雨量となった2019年の東日本台風では、
支流を含んだ阿武隈川の堤防が31カ所も決壊し、大規模な浸水被害につながった。
このような被害を繰り返さないために、国が整備を目指すのが『遊水地』

<遊水地とは...>
普段は公園やテニスコートなどとして使用。
大雨の際、低くしておいた堤防から、わざと水をあふれさせ遊水地に一時的に溜めることで、
下流に流れる量を減らす治水対策の1つ。
国は新たに、阿武隈川の上流部に位置する、福島県の玉川村・鏡石町・矢吹町の3町村に
2028年度までに、それぞれ1カ所ずつ整備を目指している。

東京大学客員教授で防災行動や危機管理の専門家「防災マイスター」松尾一郎さんも
比較的短い時間で設置できるので効果のある対策と話す『遊水地』

整備には河川沿いに広い土地が必要となり、そのためには地元・地権者の理解が必要。
宝の土地を失っても...遊水地整備に尽力した地権者の思いを取材。

2020.10. 7

過去の台風被害から学ぶこと..."早めの避難" がみんなの命を守る

『令和元年東日本台風』では阿武隈川やその支流の氾濫などにより福島県郡山市の広範囲が浸水。
逃げ遅れるなどして6人が犠牲になった。
郡山消防本部で自らも対応にあたった通信指令課・鈴木哲則さんは
「昨年の台風当日は、全ての車両が出ているような状態でした。私の経験上でも一番ひどい災害の分類に入る」と話す。
寄せられた通報件数は2日間で1273件に上った。これは通常の10倍近い件数。

「助けに行きたくても行けない」そんな状況がうまれていた
防災のプロ・東京大学客員教授で防災行動や危機管理の専門家「防災マイスター」松尾一郎さんは
『救助する側も命がけであるということを私たちも考えなくてはいけない。
私たちも早めに逃げれば消防団・消防も "救護被災" に遭わなくて済む。
助けようと思って消防の方が命を落とされる例もあるので、それをなくすことが重要。
そのために私たちは "早めに逃げる" これしかない」と指摘する。

2020.9. 9

避難について考える
過去の被災経験を活かし進む地域住民の取り組みと自治体の取り組み

住民の命を守るため...過去に甚大な被害を受けた自治体では
住民・行政それぞれが避難について考え準備を進めていた。
2011年7月に起きた新潟・福島豪雨で被害を受けた只見町
2019年台風19号で8人が亡くなったいわき市
逃げ遅れをなくすための取り組みを紹介。

【東京大学客員教授で防災行動や危機管理の専門家「防災マイスター」松尾一郎さん】
こういった地域の取り組みが広まっていかないと命は守れないと思います。
最近、雨の降り方が極端になっている。只見町のように先を見越して動き出しを早くしないと間に合わないと思います。 
いわき市が行っている防災ラジオの無償貸し出し。情報を入手するためにはこういうものは重要です。
防災ラジオのみならずテレビであったり携帯電話とか日ごろから防災情報を入手する手段というのは多数あった方がいいと私は思います。

2020.7.29

住民の命を守るため 避難の "きっかけ" つくりは行政情報と共助

2020年7月28日。梅雨前線の影響で福島県に大雨が。
各自治体早めの避難所開設など防災行動をとっていた。
また地域住民が地区の高齢者に避難を呼びかけたり、川の見回りなど自主防災の動きも。

東京大学客員教授で防災行動や危機管理の専門家・「防災マイスター」松尾一郎さんは
「災害というのは日常ではない。地域の危険性や逃げ方は1人で考えるのは難しい。
避難の "きっかけ" というのは行政の避難情報なのですが、地域や自治会の呼びかけによるところも大きい。
地域が共同して避難ルールを考えるのはとても重要なことだと思います」と話す。

2020.6.17

情報弱者の命を守るためにできること

避難するタイミングを分かりやすくするため導入された「5段階の警戒レベル」
2020年により分かりやすく変更された。
また氾濫予想や水位情報を伝えるサイトも運用がはじまり情報を得やすくなったが、
高齢者や日本語が分からない海外の人などいわゆる情報弱者はどうすればいいのか...
被災経験から住民同士の共助の重要性を防災にいかすいわき市下平窪地区を紹介。
東京大学客員教授で防災行動や危機管理の専門家・「防災マイスター」松尾一郎さんとともに考える。

2020.6. 3

大雨今年はどうなる?

梅雨から大雨被害に警戒をしなくてはいけない時期に入る。
今年は大雨との見解もあり、災害に備え私たちは何をしなくてはいけないのか
東京大学客員教授で防災行動や危機管理の専門家・「防災マイスター」松尾一郎さんとともに考える。

台風19号と、その後の大雨の教訓をいかそうと被災者の行動について福島県がアンケート調査では
身近に危険が迫ってからの避難を始めた人が多いことが分かった。
同じ台風19号では長野県千曲川周辺の住民がいつ避難したかを示すデータを見ても
雨が降っていて河川の水位が上がってきている危険な状態で避難していたことがわかる。
この直前に自治体からの避難勧告が出たということもあり、早めの呼びかけが重要だということが言える。

また、1月~4月に全国に出された「記録的短時間大雨情報」の回数をみても
2020年は飛びぬけて発表が多い。
今年は特に注意が必要。

2020.5.27

感染症対応型の避難とは

これから洪水などが起きやすい取水期となり
新型コロナウイルスへの感染が心配される中での避難行動についても考えなければならない。
東京大学客員教授で防災行動や危機管理の専門家・「防災マイスター」松尾一郎さんとともに考える。

松尾一郎さんが策定した、地方自治体に向け避難行動「マニュアル」
<そのマニュアルに盛り込まれたのが「分散避難」という考え方>
これまでの避難は自宅から避難所が一般的で、「3密」になりがちだった。
一方、マニュアルでは...
◇土砂災害の警戒区域から外れている場合など自宅が安全な場合は「動かない避難」として「在宅避難」も有力
◇車などを利用した「青空避難」
◇親戚や知人の家に身を寄せる「縁故避難」

2020.5.13

新型コロナウイスは避難行動にも影響

新型コロナウイルスは自然災害発生時の避難行動へも影響を及ぼしていた。
3密となりやすい避難所の環境を整えるには?...段ボールが救世主に!?
逃げる避難・逃げない避難はどう判断すればいい?
東京大学客員教授で防災行動や危機管理の専門家・「防災マイスター」松尾一郎さんと
ともに考える。

【防災マイスター:松尾一郎さん】
「逃げる逃げないは『そもそも自宅が安全か』ということ。
ハザードマップを見たうえで浸水するかしないか...
浸水しないなら自宅でより高いところ・2階に避難するという方法もある。土砂災害も含めて。
地震に関していうと、倒れてくるものがないこと。家具の固定を徹底してほしい。
これはすぐにでもできることだと思います」

2020.4.22

有識者会議の試算...福島県を襲う大津波
巨大地震をいち早く知らせる『緊急地震速報』の課題と仕組み

2020年4月21日に国の有識者会議がまとめた津波の試算が公表された。
岩手県沖や北海道沖を震源とする巨大地震が発生した場合、福島県南相馬市を19メートルの津波が襲うとしている。
巨大地震をいち早く知らせ、私たちに身を守るための時間を短くとも与えてくれるのが「緊急地震速報」
2007年に運用が開始され日々改良が重ねられている。
その仕組みと課題を取材した。

2020.4.15

新型コロナウイルスと災害
「台風19号から半年...被災者に追い打ちをかける新型コロナウイルス」
「感染拡大...この状況で災害が発生したら!?」

台風19号で被災し、生活再建を目指し商店の営業を再開したところに
新型コロナウイルスでの売り上げの減少...といったように、
被災地の復興にも新型コロナウイルスが暗い影を落としている。
東京大学客員教授で防災行動や危機管理の専門家・「防災マイスター」松尾一郎さんは
緊急事態宣言が出された千葉県で生活している。今、感じることとは?

【防災マイスター 松尾一郎さんからの提言】
「新型コロナウイルス感染症は国難災害だと思う。
亡くなった方は全国で180人近く、これは台風19号の犠牲者を超えている。
見えないリスクによる災害なんです。
これまでとは異なる...そういう意味で政府や知事が言うように
『3密を避ける』『外出を抑制する』などを守ればなんとか鎮静化に向かうと思う。
マスクの効用についての意見はあるが、マスクをつけることで感染予防への意識付けにつながる。
私たちができることを1つ1つやるしかない。
今災害が起き、被災した場合、自宅や知人宅などの在宅避難という形もあると思う。
その場合は、家が浸水や倒壊などのリスクがない事。
水や食料の備蓄、家具の固定など日ごろから各家庭で災害対策をしておくことが必要。
《自宅をシェルターに!》《自宅を災害に強くする!》これが大事です」

2020.4. 8

1611年・会津地震から学ぶこと
「圓藏寺再建の立役者 "赤べこ" ウイルス除けのご利益も!?」

会津地方に大きな被害をもたらした1611年の会津地震。
現代にもつながる「文化」を作った側面があるという。
東京大学客員教授で防災行動や危機管理の専門家・「防災マイスター」松尾一郎さんが
地震との関係に迫った。

《会津若松市の郷土史研究家・石田明夫さんに案内してもらい松尾さんが向かったのは...》
柳津町の福満虚空藏菩薩圓藏寺
会津地震では崖が崩れるなどの甚大な被害を受け、存続の危機に直面した。
その時に、圓藏寺の再建に力を尽くしたと伝えられているのが...『赤べこ』

さらに「赤べこ」に描かれたこの黒いマークには、かつて会津で大流行した「天然痘」とのつながりがあった。
赤べこを持っていた人が子どもが感染しないようの願懸けとして黒いマークを...
その子どもはり患しなかったという。
郷土史研究家・石田明夫さん曰く「ウイルス除けに御利益がある、赤べこは」

2020.4. 1

1611年会津地震から学ぶこと
「鶴ヶ城も傾くほどの被害...川がせき止められ湖も出現」

福島県は過去に何度も大きな地震に見舞われていた。

直近では東日本大震災、古くは1000年以上前に起きた貞観地震があるが
今回注目するのは1600年代。
マグニチュード6を超える地震が5つも立て続けに発生し、多くの人が命を落としている。

その中でも、特に大きな被害が発生したのが1611年の会津地震。
どのような地震だったのか、東京大学客員教授で
防災行動や危機管理の専門家・「防災マイスター」の松尾さんが現場を取材した。

2020.3.18

この1年を振り返る
「どんなにやっても 終わりがない防災 愛する人を守る」

減災・防災をテーマに様々な話題を取り上げてきた「防災大百科」
この1年の間にも全国各地で多くの災害が起きた。
なかでも2019年に相次いだのが台風・大雨の被害。
福島県内の広い範囲で観測史上最も多い200ミリ以上の
猛烈な雨を降らせた台風19号。
台風19号が残した教訓や課題は何だったのか?
東京大学客員教授で
防災行動や危機管理の専門家「防災マイスター」の松尾一郎さんと一緒に考える。

2020.3. 4

防災の三本柱自助・共助・公助
『復刻させよう!! 向こう三軒両隣 顔の見える防災社会』

「福島テレビ」が「環境・防災研究所」と
2019年の台風19号の後に福島県内で避難情報が出された地域の550人を対象に行ったアンケート。
【避難を考える『きっかけ』を聞いた項目では...】
行政による避難情報で避難を考えた方が最も多く、
自主防災組織などから避難を呼びかけられるなどの地域住民が助け合う「共助」は最も低い結果に。

この「共助」について東京大学客員教授で
防災行動や危機管理の専門家「防災マイスター」の松尾一郎さんと一緒に考える。

「共助」が機能し、犠牲者ゼロにつながった事例も...
【福島県伊達市梁川町の大町一丁目防災会】
「8.5水害」の教訓から「自分たちの町内は自分たちで守ろう」と
地区の全世帯で自主防災組織を結成。
2019年の台風19号の時には、伊達市が避難情報を出す前の日から
身体の不自由な高齢者などに避難を呼び掛けていた。
さらに、自主防災組織は24時間体制で水門の管理も行っていて、
危険が差し迫った場合には、住民にいち早く知らせる体制を整えていた。

2020.2.26

緊急水災害対策プロジェクト
『令和の災害復旧を安全な地域づくりのため行政と県民の協働へ』

多くの犠牲者が出た2019年10月の台風19号を踏まえ、
福島県は「緊急水災害対策プロジェクト」を取りまとめた。
2024年度までに河川の改修や新たな水位計の設置などを集中的に進める。
1年目となる新年度には710億円の予算を計上し、
堤防のかさ上げによる河川の改修も盛り込まれた。

これについて、東京大学客員教授で
防災行動や危機管理の専門家「防災マイスター」の松尾一郎さんと一緒に考える。

2020.2.19

「令和の大改修」はどんな工事?ポイントは?
『流域防災 身近な河川を上流から下流まで考える』

2019年10月の台風19号では阿武隈川をはじめとした多くの河川が氾濫。
大規模な浸水被害に繋がった。
国は福島県や市町村と連携した治水プロジェクト「令和の大改修」を始めることになった。
具体的にどのような工事なのか? また治水のポイントとは?
これについて、東京大学客員教授で
防災行動や危機管理の専門家「防災マイスター」の松尾一郎さんと一緒に考える。

2020.2.12

令和の大改修
「流域タイムラインで地域の防災機関をつなぎ災害に強い社会を作る」

2019年10月の台風19号が残した大きな爪痕を踏まえ、
国が福島県や市町村と連携し、大規模なプロジェクトを始めることになった。
それが「令和の大改修」
これについて、東京大学客員教授で
防災行動や危機管理の専門家「防災マイスター」の松尾一郎さんと一緒に考える。

【台風19号では阿武隈川流域の31カ所で堤防が決壊】
その7割以上が本宮市の「安達太良川」のような支流で起きた。
このため、「令和の大改修」では1354億円を投じて
2028年度までに「支流」の堤防のかさ上げなど流域全体の対策の完了を目指す。

2020.2. 5

災害査定に必要な「土木技術者」が不足
『災害復旧は生活の再建に繋がる連携と協働が地域を守る』

台風19号が福島県内に甚大な被害をもたらし3ヵ月が経つが
災害復旧に必要な「災害査定」を担う土木技術者が不足しているという。
台風19号の被災が広域にわたること、土木業を取り巻く環境なども要因と考えられる。
また、他県からの技術者派遣についても紹介。
東京大学客員教授で防災行動や危機管理の専門家「防災マイスター」の松尾一郎さんと
一緒に考える。

2020.1.22

事業者の被災
『進まない 企業の水害対策 国や自治体の支援が 地域経済を守る』

2019年福島県に甚大な被害をもたらした台風19号。
次第に事業者の被災の深刻さが明らかになってきた。
東京大学客員教授で防災行動や危機管理の専門家「防災マイスター」の松尾一郎さんと
一緒に考えていく。

<水害によって地域経済が疲弊していくケースは珍しくない>
企業が、はん濫などの災害に被災した場合に、直後から一時的に仮復旧するまでの間、
生産停止や営業停止による営業損失。生産品が流通しなくなるなど地域への一時的な経済被害がある。
さらに、次の災害に備えて生産拠点の移転となると、
当該企業そのものが転出するわけだから、地域への雇用喪失、
下請け企業も含めてサプライチェーンで繋がりのある関連企業への影響も大きい。
真の問題は、体力のない個人事業主、中小の零細企業は、実態が見えない状況で進むこと。
中小企業の被災支援や、水害対策の推進にかかる助成などやるべきことは多くある。
経済被害は、ボディーブローのように地域に影響するし、様々な損失をもたらす。

【警視庁災害対策課のツイッターより】
簡易スリッパの作り方
まず、足型に切った段ボールを2枚
そこに新聞紙を巻きつけこれをビニール袋に入れて履いて縛ります。
足の裏も汚れず、意外と暖かく防寒効果も期待できる。
もしも小石などを踏んでしまった場合でも、段ボールがクッションになり痛くない。

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