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福島県郡山市三穂田町にある「橋本農園」では、猛暑の影響で例年よりも5日ほど早く、8月12日から今シーズンのブドウの収穫が始まった。ここでは、約80アールの畑で、赤い「紅伊豆」や黄緑色の「涼玉」など、9種類のブドウを丹精込めて栽培している。園主の橋本寿一さんによると、５月末の低温で生育が心配されたが、収穫時期前の7月下旬から雨が少なく天気も良かったので、粒が大きく甘さも上々。例年以上においしく仕上がったという。

8月20日からブドウ狩りも始まった。時間制限はなく、心ゆくまでブドウを味わうことができる。3房も食べればお腹いっぱいになるが、10房を食べた人もいたそう。
ここで楽しめるのは、大粒で種がないのが特徴の福島県オリジナル品種「あづましずく」　皮の色が濃いほど甘いそうで、糖度が20度を超えるものも。ブルームという白い粉もおいしさの目印で、完熟のサインだという。

橋本農園のブドウ狩りは9月中旬までの予定。
土日には駐車場が満車になるほどで、停められる台数に限りがありますのでご注意を。また園内にある直売所では、ブドウの販売もしている。

＜橋本農園＞
郡山市三穂田町山口字山田175
◆ブドウ狩り　2023年8月20日～9月中旬　※シーズン中は無休
【営業時間】午前9:30～午後4:30　(最終入場　午後4:00）
【料金】大人1200円　子ども800円

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