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還元総額1億円 デジタル地域通貨「会津コイン」のキャンペーン 会津若松市の物価高対策 地域活性化へ 

東邦銀行が6月23日から設置したサポートブース。還元総額は1億円!7月から始まるデジタル地域通貨のキャンペーンを後押しする。

福島県会津若松市の東邦銀行会津営業部。担当者が使い方をアドバイスしていたのは、2年前にサービスが始まった会津地域で使えるデジタル地域通貨「会津コイン」だ。23日からサポートブースを設置し利用促進を後押しする背景には、7月からのお得なキャンペーンがある。

会津若松市は7月1日から物価高対策として、市内約450の加盟店で会津コインを使うと、支払い額の25%を還元する事業を展開。その総額は1億円だ。
東邦銀行DX課長の松本大輝さんは「会津コインというものが住民の皆さんに色々使っていただいて、最終的には地域の活性化に繋がっていけばいいなと」という。

会津若松市の「ベーカリー&カフェコパン」。パンのいい香りのするこの店舗でも会津コインを使用することができる。アプリでレジ横にあるQRコードを読み込んで支払う。会津コインの利用者は現在、約1万1千人でキャンペーンを通じたさらなる利用拡大と、地域活性化につながることが期待されている。