暑さ対策に工夫 半そで半ズボンの運動着で登校 福島市など10市町村の小中学校で2学期始まる 福島
福島県福島市などで8月22日からスタートした2学期。夏休みが明けても厳しい残暑が続いていて、学校現場は暑さ対策をしながらの始業式となった。
「おはようございます」恒例の"ハイタッチ"で2学期が始まった福島市の平野中学校。多くの生徒が"運動着"で登校した理由が...「暑さ対策のために通常でしたら制服登校のところですが、半そで半ズボンのハーフパンツのジャージ登校ということを工夫しています」と話す平野中学校の佐藤裕子校長。
また、始業式が行われた体育館には冷房設備がないことから、これまでより10分以上短縮するなど暑さ対策が徹底されていた。
教室では...担任の先生が「きょう出すのは国語の作文、俳写、理科のプリント」と話す。夏休みの宿題を提出、2学期の目標を改めて確認していた。生徒は「文化祭の合唱コンクールでちょっと指揮者をやりたいなって思ってるので、それに向けてちょっと頑張りたいなと思います」「2学期は定期テストや実力テスト以外にも、文化祭とか、体育祭とか沢山行事があるので楽しみです」と話す。
22日に2学期を迎えたのは、福島市など県内10の市町村。残りの市町村は25日から2学期が始まる。
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