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デジタル化で一目瞭然 子供たちの成長記録「自分手帳」 オンライン版を2026年度から導入 福島

福島県会津若松市の小学校で、子どもたちが一足早く体験していたのは『自分手帳』のオンライン版。
自分手帳は、体重や身長だけでなく生活習慣なども合わせて記録することで、健康課題の解決を目指す県の取り組みだ。10年前から“紙”で行われてきたが、進学時の引き継ぎに手間などがあり、活用率の向上が課題だった。

児童からは「素早く書けて、タブレットの方が映りも良くて見やすくてよかった」「すぐグラフにできたり、見やすかったりしたことがよかった」との声が聞かれた。

オンライン版では、起床時刻などを入力することによって、睡眠時間が一目で分かるようになるという。
福島県教育庁の健康教育課・多田慎之介さんは「オンライン版になることで、入力した記録がすぐに反映され、子どもたちがより自分手帳を活用して効果的継続的に健康マネジメント能力を高めていくことができる」と話す。

福島県は2026年度から県内全域の学校で、オンライン版を導入する計画だ。今後も聞き取りなどを進めていくとしている。