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選挙を身近に感じられるように 大学生が投票立会人に挑戦 若い世代の投票率アップへ 福島・いわき市

いわき市長選挙・期日前投票所にいるのは、投票事務が公正に行われているかをチェックする投票立会人。
この投票所では、その1人を大学生の吉川萌呈奈(きっかわもでな)さんが務めた。吉川さんは「若者の選挙離れ・政治離れがあるので、啓発を通して、選挙に行きましょうと言えるのがすごく良いと思った」と話す。

前回・4年前の選挙では、20代の投票率が最も低く18歳・19歳とあわせて底上げが課題となっている。
「大学生の立会人」は、若者の意識向上に繋げようといわき市が企画したもので、吉川さんも「若者が選挙に行くことによって、若者にも有利な選挙公約が増えて、どの世代にもより良い町になったらいい」と話し、政治と若者の距離が縮まるとよいと思っている。

福島県の人口の6分の1あまりを占める広大ないわき市。かじ取り役を決める選挙は9月7日に投開票。