原町火力発電所1号機が定期点検 東北電力が現場を公開 設備のトラブルを未然に防ぐ 福島・南相馬市
福島県南相馬市にある原町火力発電所で、6年に一度の点検が行われている。
普段は入れないボイラーの中。高さは約80メートルあり、現在、壁となっている配管の取り替え工事などが行われている。南相馬市にある東北電力原町火力発電所は、年間に約105万キロワットを発電し、法律に基づいて6年に一度定期点検を行っている。
電力需要が高まる冬場を前に、設備のトラブルを未然に防ぐことなども定期点検の目的で、ボイラーの配管や発電機を回転させるタービンなどに不具合がないか確認が進められている。
東北電力原町火力発電所の中塚勇所長は「しっかりと点検を完遂することによって、冬場安定で低廉な電気をお届けするというところで考えております」と話した。
定期点検は12月26日まで行われる予定。