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冬の風物詩!ワカサギ釣り解禁 厳しい冷え込み "気嵐"の桧原湖に行列 氷上の釣りは1月中旬から 福島

朝晩の冷え込みが厳しくなり、11月5日の福島県内は郡山市などで霜が降った。7日には二十四節気のひとつ"立冬"を迎え、季節は冬へと変わっていく。その冬を待ちわびている場所が北塩原村にある。

■桧原湖のワカサギ釣り解禁
朝6時前の桧原湖。肌を刺すような寒さで辺りには霜も降りている。この時間帯から多くの人が集まってきている。
朝の気温が氷点下1.7℃まで下がり、霜が降りた北塩原村。冬の訪れを告げる"気嵐(けあらし)"に包まれた桧原湖に出来た行列。11月1日に解禁されたワカサギ釣りを待ちわびていた人たちだ。

■ドーム船が釣り場に
"気嵐(けあらし)"をかきわけるようにボートを進め、向かった先には湖上に浮かんだドーム船。まだ"結氷"していない今の時期はここが釣り場になっている。
釣りあげた人は「(何匹目ですか?)5匹目」「でかいよね、シシャモの子分みたいなの釣れた」と話す。今シーズンは、例年の同じ時期と比べて一回り大きい個体が多いということだ。
「色んな仕掛け、穂先とか自分でチョイスして、それでうまくかかったときがやっぱり楽しいですよね」「氷上(釣り)も楽しみに、それまでに色々練習しながら備えたいなというのがありますね」と釣り人は話す。

■氷上のワカサギ釣りは1月中旬から
桧原湖のワカサギ釣りは来年3月末までで、定番の氷上は1月中旬から楽しめそうだ。民宿ひばら・伊藤毅専務は「ワカサギファンとても多いので、それに合わせて楽しく快適に釣りする環境作っていきたいですので、お客さんいっぱい来て欲しいなと思います」と今後に期待を寄せた。